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熟練度

 武器には、大きく分けて剣、つえ、やり、おの、弓、ナイフ、素手と7つの種類があり熟練度が上がるにつれ、それぞれの武器の攻撃回数や命中率が上がります。1度上がった熟練度は、同じ種類の武器の持ち換えにおいては、新しい武器にも引き継がれますが、違う種類の武器に持ち換えたは新しい武器の熟練度が攻撃に反映されます。

 例えば剣の熟練度を上げたキャラクターに攻撃力の高いおのを持たせたとします。しかし、それまでに、おのを使った事がない場合、おのの熟練度は最低です。この場合確かに攻撃力は上がりますが、攻撃回数と命中率は非常に低くなってしまう為、総合的な攻撃力は、低いということになります。つまり、攻撃力の高い武器を使うよりそのキャラクターが最も熟練している種類の武器を使うという事が重要なポイントになります。

 武器の場合、戦闘中に持ち換え可能ですが、この場合使った武器すべての熟練度が上がる訳ではなく戦闘終了時に手に持っている武器の熟練度のみ上がります。また、途中で逃げた時や、戦闘終時了にキャラクターが特殊な状態(死、石、蛙、忘却、呪い、猛毒、盲目)の時は上がりません。

 武器を両手に持たせた場合、いずれの手の武器の熟練度も上がりますが、攻撃力は片手に持っている時よりも低下します。また、片手に武器を持たせ、片手は素手の場合は、どちらの手に持たせても攻撃力は変わりませんが、武器と盾を持たせてる場合は必ず利き腕に武器を持たせないと攻撃力は大幅に低下します。

 盾にも熟練度が設定されています。「ファイナルファンタジー2」において盾は、防御力を上げる為に使うのではなく、回避率を上げる為に使います。戦いを重ねるにつれ回避率も上がり、強い盾に持ち換えた場合も上がります。盾を使い込む事により、防具を身につけることによる回避率の低下を防ぐことが出来ます。

 魔法はその1つ1つに熟練度が設定されています。熟練度が上がるにつれ、その効果、効力と戦闘時における成功率が上がります。また、魔法の熟練度は戦闘時のみでなく、通常に使用した時も上がります。